中友会(東京都公立中学校退職校長の会)

2013年6月に、中友会としてのホームページを開設しました。

中友会の取組を分かりやすく紹介いたします。



前会長あいさつ


 

退任に当たって


       中友会前会長 宇津木 順一
 令和3年11月10日の総会に代わる役員会をもって会長を退任いたしました。会員の皆様には、任期中、温かいご支援ご協力をいただきました。誠に有り難うございました。
 振り返ってみますと、この2年間はコロナ禍の中での活動でした。令和2年3月に予定していた日帰り研修を、既に参加申込を受け、参加費もいただいておりましたが、健康を第一に考慮し、2月20日に急遽中止にいたしました。以後、コロナウイルス感染拡大が憂慮される中、その対応に苦慮しながらの活動になりました。現職時の心構え、異常事態の時こそ、リーダーの役割が重要であり、迅速的確な判断が求められること、を改めて自覚させられたように思います。副会長、幹事の皆さんの応援をいただきながら、総会の書面会議への変更、合祀慰霊祭の一年延期等、早期に決断し円滑な運営に努めた参りました。これも会員の皆様の温かいご理解ご協力のお陰と思っております。
 特に印象深く思い起こすのは、本会創立50周年記念式典の挙行です。「簡素で、しかし、中身の濃い記念式典」を目標に準備を進め、「中友会50年の歩みの映像」「記念講演」「50周年記念会報の発行」など、中友会に対する理解を深める心に残る式典になったと思います。
 もう一つは大島への宿泊研修です。会の行事への島嶼の会員各位の参加が難しいことから、会が出向いての交流をと考え一年以上の準備をかけて実現しました。私自身はインフルエンザで参加出来なくなってしまいましたが、現地会員の皆様のご協力をいただき充実した研修になりました。
 なお、任期中、役員会、幹事会等の会議、諸行事は必ず出席し、休まないことを旨としていましたが、この大島への宿泊研修ともう一つ、平成30年10月の日帰り研修は、生まれて初めての入院と重なり参加することが出来できなかったことを残念に思い起こしています。
 本会の今日の課題とその解決策について会報115号で記しました。現職の校長先生方の中友会に対する理解も深まってきています。都中学校長会との連携を図りながら、新会長の下、その実現に向けて努めていただくよう期待しています。
 本会の会旗・会章の由来に「中学校教育の先達として教育と人生の理想を追求する広遠な中友会の『矜持』と『使命』、『親和』と『連帯』を象徴する」と記されています。まさに、中学校教育の先達としての『矜持』をもって、中友会が常に前向きに力強く歩んで行くことを願っています。
   
(2022/01/06)