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◇ 国勢調査 ネット回答が33%強、経費 68億円 圧縮減! |
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今秋実施された5年ごとの国勢調査は、インターネットによる回答が全体の3分の1超にあたる約1,917万世帯に上った。
総務省が当初予想した1,000万世帯のほぼ倍で、同省は「国勢調査のネット回答数では世界最大級」と強調している。
国勢調査のネット回答数は前回の2010年に東京都だけで試行されたが、全世帯対象は今回が初めての実施だった。まず、ネット回答を先行し、回答のない世帯にだけ紙の調査票を配布した。ネット回答のうち約663万世帯はスマホからの回答だった。
紙の調査票を含めた全体の回答数は集計中だが、前回の約5,195万世帯から大きな変化はないとみられている。
同省は、ネット回答のシステム整備関連に49億円を投入した。しかし、紙の調査票の作成や回収にかかる調査員費などの人件費等が計68億円節減できたという。因みに、同調査の総費用は670億円だった。
海外を見ると、韓国のネット回答数は840万世帯(全回答数1,760世帯)、カナダが720万世帯(同1,330世帯)などと、5割前後がネット利用という例もある。
政府は次回(5年後)調査で、ネット回答の割合をさらに引き上げたい考えだ。
(2015/11/07 総務省HPから)
※ 多くの中友会会員は、同調査の経費節減に貢献したことと思います。
(2015/11/29)
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