中友会(東京都公立中学校退職校長の会)
会員の皆さんの健康状況は会としても、たいへん関心の高いところです。
このページでは皆さんに役立つ、暮らしの安心 ・安全情報をお届けします。

前会長 岡野 仁司

暮らしの安全・安心情報
53.認知症の予防
52.糖尿病予防
51.マイナンバー詐欺 注意
50.4月から変わる暮らし!
49災害用伝言ダイヤル
48.訪問業者に要注意
47.携帯料金引き下げか?
46.ローマ字のPPK
45.平成27年 国勢調査
44.内視鏡検査の導入
43.インフルエンザワクチン
42.快眠を取り戻すワザ


No.21〜No.40


No.01〜No.20


















暮らしの安心・安全情報46


◇ 会員のヘルスライフ・ヒント





◇ ローマ字のPPKという三文字略語に想う



ローマ字で表わした三文字略語は昔から日本人は好んで使ってきた。終戦直後では、GHQ、DDT、NHK、SKDなどは会員の皆さんにとっても懐かしい略語であろう。

最近の略語では、AKB、TTP、GDP、BBQなどが挙げられるが、標題に載せたPPKという略語を御存じだろうか。

連続TVドラマ「破裂」という過激なタイトルに惹かれてついつい見てしまった。新進気鋭の医師が、循環器疾患の画期的治療法を開発するが、治験途中で副作用として突然心臓が破裂し、死に至る確率が高いことが判明する。当然研究チ−ムは副作用をなくす研究に没頭するが、所管庁のあるエクセントリックなキャリアがこの情報をヒントに、膨張し続ける社会保障費の縮減にいかせないかと考える。つまり、持病の循環器疾患が改善して元気になり、楽しくピンピンした日常生活を送る高齢者が、半年くらいで心臓が破裂してコロリと死亡するという態様である。このキャリアは、超高齢社会で増え続ける高齢者を減らす目的で、「ピンピンコロリ(PPK)」という形で逝ってくれる態様は素晴らしいと考えるようになる….というのがドラマのあらすじの一部である。

この場面で思い出したのが、首都大学東京 大学院教授 星 旦二 著『ピンピンコロリの法則』 ワニブックスPLUS新書 だった。

「ネンネンコロリ(NNK)」は、病床で寝たきりで逝くという略語もある。

医療機関や施設または自宅で、多くの人の看護・介護・支援を得て長期療養することを自ら拒否する人もいるだろう。ある人は、PPKこそ我が人生の宿望だと述べている。

たったの三文字だが、奥深い思考を促す略語でもある。会員諸氏はどう思いますか?

(2015/12/23)