中友会(東京都公立中学校退職校長の会)

内閣府は平成30年度以降の春秋叙勲・高齢者叙勲の受章状況を公開しています。


内閣府
中友会
令和5年秋の叙勲受章者
東京都関係
埼玉県関係
神奈川県関係
葉県関係
高齢者叙勲


叙勲受章者一覧は内閣府にリンクして、別ウィンドウで開きます。
〇春秋の叙勲については東京都公立中学校をご退職でもご住所のある都・県に記載されています。
〇高齢者叙勲は毎月1に付で記載されています。

会報には中友会会員の叙勲受章者名が掲載されます。



叙勲の知識




叙勲(教育功労)について



中友会広報では、以前より叙勲についてお知らせしてきたところです。今年も多くの方々の嬉しいお知らせをお待ちしております。

新会員を迎え、改めて叙勲についてお知らせし、遺漏のないよう対応を心掛けておいてください。

我が国の栄典制度は、国家または公共に対する功労、あるいは社会の各分野における優れた行いを表彰する重要な制度として定着しているものです。時代の変化に伴い、政府では国民に親しまれる叙勲・褒賞を目指すために、栄典制度の見直しを行い、現在に至っているのです。叙勲には、春秋叙勲・高齢者叙勲・特別「死亡者」叙勲と3種類あります。いずれの場合も、推薦基準があるのです。校長経験者で我が国の学校教育「公立学校関係」の振興に貢献し、特に功績が顕著であることが認められる年齢70歳以上・ヘ育関係従事年数30年以上の方で、学校現場歴20年以上の方となっています。


1.春秋叙勲

 現在、生存者に対する勲章・褒賞は毎年春秋の2回、春は4月29日の昭和の日、秋は11月3日の文化の日に実施され、新聞等で公表されております。栄典に関する有識者会議に諮り、受章者数が定められ決定。叙勲基準に達している方すべてが叙勲を受けられるものではないようです。


2.高齢者叙勲

 春秋叙勲で叙勲されていない功労者のうち、満88歳になった方を春秋叙勲とは別に叙勲するもので、原則として毎月誕生日の翌月1日付けで発令されます。発令の前に本人への確認や授与日程等の確認があります。


3.特別(死亡者)叙位・叙勲

国家公共に功労があった者が死亡した際に、生前の日に遡って発令される制度であり、通常の場合はこの叙勲と併せて叙位の発令が行われます。申請する場合は、最終勤務区市町村教育委員会・最終勤務校に早急に連絡することが大切です。死亡から10日を経過すると詮議されないことが多いのです。尚、死亡者叙勲については、本誌では確認・掲載していません。


4.ヘ育功労の叙勲の種類と対象

瑞宝大綬章・瑞宝重光章・瑞宝中綬章・瑞宝小綬章・瑞宝双光章・瑞宝単光章の六つがあり、いずれも公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた者。主に元高等学校長・全日中会長経験者には瑞宝小綬章を、元小中学校長には瑞宝双光章が授与されています。


叙勲の申請については、最終勤務校の区市町村の教育委員会へ早急に連絡する必要があります。特に、「連絡先の確認」がとても大切です。


出典 中友会 会報115号

前叙勲担当副会長 八木紀子