中友会(東京都公立中学校退職校長の会)
会員の皆さんの健康状況は会としても、たいへん関心の高いところです。
このページでは皆さんに役立つ、暮らしの安心 ・安全情報をお届けします。

前会長 岡野 仁司

暮らしの安全・安心情報
20.75歳以上の運転
19.略称ロコモとは
18.家電製品の火災事故
17.消費税非課税とは
16.26年度暮らし早わかり
15.紫外線カット
14.ネット販売トラブル
13.入浴事故防止
12.シニア割引の利用
11.冬季の脱水症対策
10.五輪詐欺にご注意
09.飲酒のご注意
08.Windows XP対策
07.インフルエンザの流行
06.「送りつけ商法」とは













暮らしの安心・安全情報09


◇会員のヘルスケア・ヒント04


飲酒多い女性は脳卒中(脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血など)にご注意!


〜 毎日日本酒2合でリスクが2倍 に 〜


1 厚労省の17年間の追跡調査結果では



飲酒量が多い女性は少ない女性に比べて脳卒中になる危険度が高まるという調査結果を、厚労省研究班がまとめました。

国内の調査で女性の多量飲酒による脳卒中のリスク増加が明らかになったのは初めてだそうです。

同研究班は、岩手、長野、沖縄など全国9か所に住む40〜69歳の女性約47,000人を、平均17年間にわたり調査しました。

調査期間中に1,864人が脳卒中を発症。アルコール摂取量を日本酒に換算して毎日平均2号(360ミリL)以上飲む人は、ときどきしか飲まない人に比べて脳出血の発症が2.8倍、脳こう塞は2.03倍、くも膜下出血は1.86倍、発症リスクが高くなっています。


2 日本人の肝臓は西洋人に比べアルコール処理能力が低い



1〜2合未満の場合でも脳卒中になるリスクは1.55倍だそうです。女性は男性より肝臓が小さく、飲酒で肝臓にかかる負担が重くなる傾向にあるといわれています。

女性が社会進出でに伴い、とくに若い女性の間で飲酒の量や頻度は増えているとされています。

お酒は百薬の長ともいわれますが、これは適量飲酒の場合であって、記憶がなくなるまで飲むとか、二日酔いになるまで飲むとか、飲まずにはいられない毎日を送るという状況は、言うまでもなく赤信号点灯です。