2014年の日本列島では、50年ぶりの降雨量や観測史上にない雨量といった異常気象が多く発生して、各地で土砂災害や豪雨害が頻発しています。
会員の皆さんは自治体などが出しているハザードマップを見たことがありますか?
まだの方はぜひ目を通して避難経路などを頭に入れておき、自身の安全を守る方法を考えておきたいものです。
昨年の伊豆大島における土砂災害の教訓が、広島市北部で活かされたかどうかは、今後の検証に求められます。
以下のポイントをチェックしてみましょう。
◇ 自宅周辺が洪水被害や土砂災害の恐れがあるかどうか調べる。⇒自治体の防災窓口
◇ ハザードマップは、自治体や国土交通省のHPで閲覧しておく。
◇ 自宅と避難所の位置を確認し、実際に歩いて複数の避難経路を決めておく。
◇ 危険度が高いところに住んでいる場合は、限られた情報を活用して、とにかく早い自主避難をする。念のため、指定避難場所が使えないことを想定して「自分の避難先」も考えておくのがよい。
◇ 避難する際は、長靴を履くと、泥水などが中に入った場合には歩きづらくなるので、スニーカーを履くようにする。
◇ 必要最小限の荷物はリュックに入れて、両手がフリーになるようにしておき、杖や長めの棒があれば、泥水の水深を測るのに使う。水の高さが膝以上ある道は流される危険があるので原則通らない。
参考 : 読売新聞(2014/08/24)から
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