中友会(東京都公立中学校退職校長の会)
会員の皆さんの健康状況は会としても、たいへん関心の高いところです。
このページでは皆さんに役立つ、暮らしの安心 ・安全情報をお届けします。

前会長 岡野 仁司

暮らしの安全・安心情報
40.100歳以上 6万人超
39.マイナンバー制度
38.怒りは万病のもと!?
37.高齢者雇用の情報
36.健康長寿は歯と口から
35.メール便にご注意
34.緑茶やコーヒーの効果
33.かくれ脱水に要注意
32.スマホ操作 注意
31.認知機能の維持
30.Win10 無償提供
29.老後の生活費は
28.自律神経を整える
27.訪問商法に用心!
26.冬の入浴 要注意!
25.肺炎球菌ワクチン接種
24.リコール家電に要注意
23.Eメールの基本的マナー
22.自然災害への対応


No.01〜No.20









暮らしの安心・安全情報29


◇ 会員のスマートライフ・ヒント



老後の生活費はどのくらいかかるのか?



総務省が行った2013年度の家計調査によると、夫が65歳以上、妻が60歳以上の夫婦2人の無職世帯では、毎月の消費支出は平均約24.2万円。食糧費が約6万円と総支出の4分の1を占めた。

一方、年金などの収入から税金・社会保険料を除いた可処分所得は平均で月額約18.5万円。単純計算で約5.7万円の”赤字”となり、不足分は預貯金からの取り崩しなどで補わなければならない状況だった。

試算例で、60歳で定年退職した夫が妻と2人で20年間生活すると、総計の出費は月額24.2万円×12か月×20年=約5,800万円となる。さらに、趣味やレジャーも含めた「ゆとりある老後生活」を送るためには、月額35.4万円が必要というデータ(2013年生命保険文化センター調べ)もあり、その場合は総支出額が約8,500万円に膨らむ。

今後も、社会保障費の抑制で年金などの収入増は見込めないから、老後の暮らしには相応の負担増になることを念頭に置いて、貯蓄も含めた生活設計を考えておきたいものだ。

(参考:総務省HPから)


(2015/01/16)