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◇ 健康長寿は歯と口から! 〜 日本歯科医師会の研究 〜 |
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歯や口をきれいに保つことは全身の健康につながることを知ってもらおうと、日本歯科医師会は歯科医療と健康の関連を示す研究結果を集めた冊子を作り、同会のHPサイトに公開した。
この冊子は「健康長寿社会に寄与する歯科医療・口腔保健の根拠(エビデンス)。
医学研究で世界最大の米国のデータベースを活用し、歯科医療や口腔保健が生活習慣病の改善などに効果があるか検証した1000以上の質の高い研究論文を選んで分析したものだ。
その結果、残った歯の数が多い人ほど寿命が長くなることや、歯周病の治療によって糖尿病患者の血糖コントロールに効果がみられることが確認できた。
また、歯周病になると、心筋梗塞などを誘発する冠動脈疾患のリスクを高めることが分った。
同会は、こうした内容を国の施策に反映させ、国民の健康増進に貢献していきたい考えだ。また、口腔保健の普及に力を入れるWHO(世界保健機構)も、近々ホームページから冊子の英語版を読めるようにすると話している。
★☆ 歯・口腔の衛生と健康の関連 ☆★
◎食べ物をよく噛み砕ける人ほど健康状態が良い。
◎歯周病治療で糖尿病患者の血糖コントロールに効果がある。
◎高齢者の口の中を定期的に清掃すると肺炎が減少した。
◎歯周病による急性心筋梗塞のリスクが上昇するが、歯周病の予防・治療で関節リウマチの症状が改善した。
◎歯周病や歯の喪失は認知症のリスクの要因になっている。
(2015/05/14 日本歯科医師会HPから )
(2015/07/04)
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