中友会(東京都公立中学校退職校長の会)
会員の皆さんの健康状況は会としても、たいへん関心の高いところです。
このページでは皆さんに役立つ、暮らしの安心 ・安全情報をお届けします。

前会長 岡野 仁司

暮らしの安全・安心情報
40.100歳以上 6万人超
39.マイナンバー制度
38.怒りは万病のもと!?
37.高齢者雇用の情報
36.健康長寿は歯と口から
35.メール便にご注意
34.緑茶やコーヒーの効果
33.かくれ脱水に要注意
32.スマホ操作 注意
31.認知機能の維持
30.Win10 無償提供
29.老後の生活費は
28.自律神経を整える
27.訪問商法に用心!
26.冬の入浴 要注意!
25.肺炎球菌ワクチン接種
24.リコール家電に要注意
23.Eメールの基本的マナー
22.自然災害への対応


No.01〜No.20











暮らしの安心・安全情報35


◇ 会員のセーフティライフ・ヒント





◇ 「紛失補償なし」のメール便に要注意!


ネット通販などの商品発送に使われる宅配便に関する相談が増加しているとして、国民生活センターが注意を呼び掛けている。

同センターによると、宅配便に関する相談件数のうち、通販に関わるものは、2014年4月〜15年2月の間に、全国から260件寄せられ、前年同期より15%も増加した。

特に目立つのは、配送の内容品に関する補償がない「メール便」に対するクレームである。都内在住の男性がネット通販で、自転車の部品を注文し、配達方法にメール便を選択したが、運送時のトラブルで発注品が紛失した。このケースでは、通販業者は販売契約の際、「紛失時の代金補償はしないと」いう同意事項を提示しておりクレームに応じてくれなかったという。

同種の業者のなかには、送料無料とうたった商品を安価で発送できることからメール便を配送方法としている場合がある。また、商品購入時に消費者がメール便を選択できる場合がある。しかし、メール便には内容物の補償がないほか、送達日が確約されないなどの条件があるが、消費者にはあまり知られていない。(パソコン画面上に細かい文字で表示されているため、読みにくいので、「同意する」を安易にクリックしてしまいがちである。)

同センターは「宅配方法の特徴を踏まえて、通販業者の提示している条件等を確認してほしい。」とアドバイスしている。  (2015/05/09 国民生活センター HPから)

※ メール便とは ※

宅配便システム(配送網)を利用して、書類や商品カタログなどの郵便法上の「信書」でない軽量な荷物を扱う運送業者による輸送サービスのこと。

メール便は宅配便と比べて、全国一律安価な料金で利用できるが、その半面、配達の遅延や商品の紛失など配送時のトラブルに対する補償はほとんどない。

運送業者をよく調べて利用することが、賢い消費者の要諦である。


(2015/06/02)