中友会(東京都公立中学校退職校長の会)
会員の皆さんの健康状況は会としても、たいへん関心の高いところです。
このページでは皆さんに役立つ、暮らしの安心 ・安全情報をお届けします。

前会長 岡野 仁司

暮らしの安全・安心情報
40.100歳以上 6万人超
39.マイナンバー制度
38.怒りは万病のもと!?
37.高齢者雇用の情報
36.健康長寿は歯と口から
35.メール便にご注意
34.緑茶やコーヒーの効果
33.かくれ脱水に要注意
32.スマホ操作 注意
31.認知機能の維持
30.Win10 無償提供
29.老後の生活費は
28.自律神経を整える
27.訪問商法に用心!
26.冬の入浴 要注意!
25.肺炎球菌ワクチン接種
24.リコール家電に要注意
23.Eメールの基本的マナー
22.自然災害への対応


No.01〜No.20








暮らしの安心・安全情報37





◇  65歳以上の高齢者雇用の助成拡大へ

〜 厚労省案 〜


厚労省の「生涯現役社会の実現に向けた雇用・就業環境の整備に関する検討会」が5月にまとめる報告書の原案を明らかにした。

65歳以上の高齢者について、雇用した企業への助成の拡充などが柱となっている。5月中に報告書をまとめ、政府の成長戦略に反映させるという。

現在、ハローワークを通じて65歳以上の高齢者を雇用した企業は、初年に最大60万円の助成金が支給されるが、原案では、支援の充実を求めた。具体的には、助成金の拡充や継続して65歳以降も雇用した企業を助成の対象とする案などが浮上している。

雇用保険が65歳未満にしか適用されないことが、高齢者の就労を阻害しているとの指摘があることから、65歳以上へ雇用保険適用も検討する。ただ、これには企業側には負担となるため、慎重論もある。

高齢者らに清掃や駐車場の管理などの仕事を紹介するシルバー人材センターの機能強化も盛り込んでいる。

事務職なども含めた幅広い職業紹介をするセンターを、現在より増やす方向だ。

現行法では、センターの仕事を「臨時的かつ短期的、または軽易な業務」と規定しており、厚労省は法改正も検討している。

原案は @ 企業における高齢者の雇用の促進、A 中年期以降の再就職の促進、B中年期以降における職業生活設計のための環境整備、C 高齢者の多様な就業の場の確保 ── の4分野にわたっている。

今後の政府の対応に注視したい。   (2015/05/06厚生労働省 HPから)


(2015/07/21)